室内錠の防犯の高さに驚きを隠せなかった

文京区から緊急のお電話が入った。

部屋で寝ているはずの祖父が、いくら呼びかけても出てこない、
扉には鍵がかかっていて開かないという状況とのこと。

部屋の扉には玄関の鍵に用いられる防犯性の高い鍵、
GOALのV-18が取り付けされていた。
室内錠にディンプルキーが使われていることに驚きを隠せなかったが、
開けるとなると更に難航する。

その防犯性の高さから鍵穴によるピッキング開錠は不可能なので、
シリンダー自体を取り除き、扉に埋め込まれている本体を直接開錠する
破壊開錠に踏み切った。

扉回りを傷つけることなく慎重にシリンダーを切断すること作業20分。

扉を開けると横になっている祖父様の姿が。
お客様は常用している薬から眠りが深く、呼びかけに気づかなかったのかもと
伺っていたが、無事で一安心だった。