・ 金庫の鍵を閉じ込め(紛失)、又は暗証番号を忘れてしてしまった。
・ 鍵や暗証番号が不明な古い金庫が見つかった。
このような開かず金庫を開けるには、さまざまな方法があります。
金庫の鍵開け 方法その1
1番目としては、金庫本体を破壊して開錠する方法です。
主に、バールを差し込んで扉を破壊する、扉の蝶番をガスバーナーなどで焼き切る、
などにより、金庫を破壊することで扉を開錠するのですが、この方法は鍵業者としてはお勧めできません。
なぜかと申しますと、元から金庫は防犯性能を高めるために、特殊な素材や構造となっているため、
一般の人が工具やバーナーを用いて開錠することは、時間も掛かるうえに難しく、
また破壊した金庫の処分には、専門業者への依頼が必要となる市町村が多く、その際の処分委託費用も高額となります。
そのうえ万が一破壊開錠に失敗をした場合、そこで鍵業者に開錠依頼しても、
開錠不能と判断をされ、金庫内部の金品を取り出しできなくなることも考えられます。
金庫の鍵開け 方法その2
2番目の方法として、急いで開錠する必要が無い場合には、
その金庫を製造販売しているメーカーへ合鍵を依頼する方法です。
この方法の良い面として、金庫を破壊しないので再び使用することができることです。
ですがその反面、金庫メーカー側も依頼者が正規の使用者か確認を行なうため、
・ 金庫に記されている製造番号や鍵の番号
・ 身分証明書などの提示
・ 合鍵の作成費用の支払い
などが必要となるほかに、約2週間程度の日数が掛かります。
金庫の鍵開け 方法その3
3番目の方法としては、鍵の開錠業者に金庫の開錠を依頼する方法です。
特に金庫の開錠を得意としている業者なら、
・ 一般の人が破壊開錠をするよりも、短い時間で開錠が可能。
・ 同じく金庫メーカーに合鍵を依頼する日数や、合鍵の費用が必要がない。
・ その金庫を再び使用することが出来る。
この為鍵の開錠業者に依頼をされることが、費用や時間の面でもお勧めをする方法と言えます。